元五輪選手、コーチに迎え練習 速く走るコツ「分かった」 (城陽市立古川小)


《城南新報2018年5月29日付紙面より》
 
 城陽市立古川小学校(田中保美校長)で28日、アテネ五輪「400×4リレー」で日本チームを4位入賞に導いたアスリート・佐藤光浩さん(38)=府立乙訓高校教諭=を講師に招いた陸上競技指導が行われ、6年生49人が一流選手の走りに感動。6月5日(火)に太陽が丘で開かれる小学生陸上交歓記録会へ自信を深めた。
 
 市内で唯一、府教委から「オリンピック・パラリンピック教育推進校」の指定を受けている古川小。
 2020年に近づく東京五輪・パラリンピックを契機に、それ以降も児童らのスポーツに取り組む意欲を高めていくことを目指す。
 小学最高学年として陸上競技の公式記録を刻む場・陸上交歓記録会が近づく中、6年生はこの日、教室内で、佐藤さんらが出場した2004年夏のアテネ五輪「400×4リレー」の模様をDVDで観賞。日本を4位入賞に導いた走りを目に焼き付けて、グラウンドに集まった。
 そして、佐藤さんから「あのウサイン・ボルト(ジャマイカ)の一歩のストライドは約2・7㍍です」と聞き、児童らは、その長さに超人的な走りのすごさを実感。さらに、陸上選手の基本姿勢について「両腕を真っすぐ上を延ばしてお腹を引っ込め、体を一本の線のようにした状態」と説明を受け、児童らは「改めてスポーツは体幹が大切」と感じたようだ。
 そのあと、素早くスタートを切るコツについて「利き足は後ろ。無意識で前に倒れる感覚でダッシュすること」と、児童らにアドバイスした佐藤さん。
 走り方は「足で地面を蹴らずに、つま先で『トントントン』というイメージ。手の振りを速くすると、スピードがさらに増す」とも…。これらを頭に入れて、6年生らは早速、実践練習を重ね「速くなった気がする」などと笑顔を見せた。
 参加児童の一人、水見幸慈くん(11)は「速く走るコツを身近で教えてもらうことができて、うれしかった。ダッシュがうまくできるようになった気がします。(来週の)陸上交歓記録会に生かしたい」と目を輝かせた。
 

6年生らに走りの基本姿勢を教える元五輪選手の佐藤さん
6年生らに走りの基本姿勢を教える元五輪選手の佐藤さん