闇夜に浮かぶ「梵天」奉製 “県祭”2基ぶん回し


《城南新報2018年6月5日付紙面より》
 
 「暗夜の奇祭」として知られる県(あがた)祭は、きょう5日からあす6日未明まで中宇治地域で繰り広げられる。
 祭のシンボル梵天(ぼんてん)は「神が乗るもの」とされ、担ぎ手が息を合わせて「ぶん回し」を披露する。
 奉賛会の梵天は4日に奉製。宇治神社総代会「桐原会」(久保田勇会長)の会員たち約10人が同神社御旅所での伝統作業に取り掛かり、およそ1500枚の白い奉書紙を青竹に挟み込んで真ん丸に仕上げた梵天を総がかりで本殿に奉納した。
 県神社の梵天は、同神社後援会「木の花会」(上田邦夫会長)によってひと足早く5月中に奉製され、境内にある奉安所に奉納されている。
 梵天渡御は、奉賛会が午後11時ごろ、御旅所を出発し、都計道路を行き、宇治橋西詰で折り返し。県神社は午後11時30分ごろ、出御し、旧大幣殿跡前で行う。
 

奉製し終え御旅所本殿に運ばれる奉賛会の梵天
奉製し終え御旅所本殿に運ばれる奉賛会の梵天