県祭9万5000人でにぎわう


《城南新報2018年6月6日付紙面より》
 

県神社境内で上演されたこの笛ふくや会の「組囃子」宇治十帖のうち宿木
県神社境内で上演されたこの笛ふくや会の「組囃子」宇治十帖のうち宿木
「うわっ、破れた」金魚たくさん取れたかな?
「うわっ、破れた」金魚たくさん取れたかな?

「暗夜の奇祭」として知られる宇治の県祭(あがたまつり)が5日、中宇治地域で繰り広げられ、府内最大規模となる約500の露店がひしめく3つの通りが約9万5000人(県祭安全対策推進協議会発表)でにぎわった。
 上空は朝からどんよりとした雲に覆われながらも、夕刻へ近付くにつれ、宇治橋通りと県通り、本町通りの通称「三角地帯」が、家族連れや観光客、子供らでぎっしりと埋め尽くされた。
 飲食メニューは、定番のから揚げや焼きそばをはじめ、かき氷、チョコバナナなどが出そろい、ミニオンやアンパンマンなど人気キャラクターをぎっしり満載した「みずぶえ」が子供たちのハートをわしづかみにし、軽やかなリズムを響かせた。景品が当たる射的やくじ引きに歓声が上がり、金魚やカメすくいにも列ができた。
 宇治橋通りなどの居酒屋、飲食店もブース展開し、自慢の一品を販売。ご当地舞台の人気アニメ「響け!ユーフォニアム」の熱心なファンが、聖地・大吉山に押し寄せた。
 一方、朝御饌の儀に始まる県神社の祭儀式は滞りなく執り行われ、すっかり日の落ちた境内で披露された組囃子、さんさ踊り、音曲語りものに参拝者らが酔いしれ、宇治神社御旅所でも太鼓の音色が響き渡った。
 そして、クライマックスの梵天渡御(ぼんてんとぎょ)では、御旅所前と県神社・旧大幣殿前で威勢良く『ブン回し』を行い、市民らの熱い視線を浴びた。
 

お父さんのひざの上に乗って食べるかき氷は格別
お父さんのひざの上に乗って食べるかき氷は格別
新参の「みずぶえ」を鳴らす男の子
新参の「みずぶえ」を鳴らす男の子
射的ブースで神経を研ぎ澄ます子供たち
射的ブースで神経を研ぎ澄ます子供たち