魅力的な『響け!ユーフォ』 アニメ舞台の巡礼 宇治「ものがたり観光」講座


《城南新報2018年6月10日付紙面より》
 
 宇治「ものがたり観光」講座の3回目が先頃、JR宇治駅前「ゆめりあ・うじ」で開かれ、宇治を舞台にした人気アニメ『響け!ユーフォニアム』の魅力を再確認した。
 府南部地域との共生を掲げる「ともいき」を進める京都文教大学(槇島町)の片山明久准教授が中心となり、市商工観光課、市観光協会、「響け」研究者らで『ものがたり観光研究会』を立ち上げ、講座を開いている。
 基調講演では「響け」研究者の夷(えびす)さんが、アニメを手掛けた京都アニメーション(宇治市)の日常の宇治の風景、吹奏楽部の演奏シーンなど細部にわたる緻密な表現を絶賛。会場を埋め尽くした約100人も頷いた。
 パネルディスカッションでは、夷さんが「アニメが緻密なので、リアルな世界で完全一致できる」と述べ、アニメの舞台を巡る聖地巡礼を生み出す要素があることを紹介した。柯(おののえ)慈樹・同課長は「市外の人が宇治を知って、定住してもらえれば幸い」と述べて〝聖地居住〟を期待。多田重光・市観光協会専務理事は「観光センターには聖地巡礼者のための交流ノートがあり、外国語の記載もある。学校から借りてきたイス、机を置いており、長い人は1時間ぐらい座っている」と述べた。
 

立ち見も出た会場で「ユーフォ」の魅力を語る
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