ドイツ料理で国際理解 府名誉友好大使が来校 (城陽高校)


《城南新報2018年6月14日付紙面より》
 
 府立城陽高校(井上弘一校長)の3年生303人を対象にした国際理解教育が13日、同校で開かれ、府名誉友好大使のラブロウ・セーニャさん(31)=ドイツ人女性=と、路達さん(24)=中国人男性=から異文化について学び、知識を深めた。
 セーニャさんは来日後、辻製菓専門学校を経て、京都の和菓子店で修業。さらに明治国際医療大学に進学し、看護師と助産師の国家資格を取得し、現在は大阪市内の病院に勤務している。
 一方の路さんは現在、同志社大学商学部4回生で、すでに日本IBMに就職が内定。来春からは東京勤務が決まっているという。
 まず「スタンダードコース」6クラスの生徒は、格技場でセーニャさんからドイツの文化、「プログレッシブコース」2クラスの生徒は、多目的教室で路さんから中国の受験戦争について講演を聞いた。
 そのうち、路さんは日本より格段に厳しい中国の大学入試事情を熱弁。「私のふるさと河南省から北京大学へ入れる枠は、わずか60人。高校生は早朝5時から深夜11時ごろまで学校で勉強しています」と、同校の生徒も驚くべき実態を話した。
 後半は、調理室に移動してESS、家庭科部と希望生徒15人が参加し、セーニャさんからドイツの代表的料理「ジャーマンポテト」の調理方法を教わり、路さんも交えて楽しくクッキング。
 参加生徒のうち、有働こころさん・田唯奈さん(ともに3年)は「材料の切り方や調味料での味付けを教わりました。いい香りなので早く食べてみたい」と笑顔で話していた。
 

府名誉友好大使からドイツの調理法を教わる生徒たち
府名誉友好大使からドイツの調理法を教わる生徒たち