「朗読とソプラノ」コラボも 心に響く音色に酔いしれて マンドリン(フローラ)


《城南新報2018年6月16日付紙面より》
 
 もうすぐ結成40年を迎える宇治マンドリンアンサンブル「フローラ」(中塚能男代表、24人)の第24回定期演奏会が17日(日)、市文化センター小ホールで開かれる。新潟が舞台の創作童話をべースにした音楽ファンタジーをはじめ、プロによる二重奏など、表現力豊かなマンドリンの世界を魅力たっぷりに伝える。
 
 1979年4月設立のフローラは現在、宇治市中央公民館で毎月3回(水曜2回・土曜1回)練習。20~70代まで年齢も幅広いメンバーが、市内のみならず近隣市町から集まる。
 気軽に演奏を聴いてもらえる地域に根差したマンドリン合奏団を目指す中、11年前に市内在住でプロマンドリニストとして世界的に高名な柴田高明さんを技術顧問に招へい。奏でる喜びをもっと味わおうと、技術面のレベルアップに努める。
 マンドリンに親しんでもらえるよう、今回の定演も、3部構成の充実したラインナップで、1年間の成果を発表する。
 Ⅰ部のイタリア民謡&映画音楽では、メンバーたちが柴田さん指揮のもと、「フリクリ・フニクラ」「帰れソレントへ」「ひまわり」「道」の4曲を演奏し、マンドリン特有の美しい音色を響かせる。
 Ⅱ部は、柴田さん・児嶋絢子さんのプロマンドリニスト2人が、二重奏とソロステージを展開。クオリティ高い音楽の粋にふれる。
 最終Ⅲ部は、お馴染みのナレーションとマンドリン音楽によるミュージッカルファンタジー。新潟を舞台にした小川未明原作の創作民話「赤いろうそくと人魚」を上演。「矢村のヤ助」(14年)「三コ」(16年)などに続き、地元で活躍する六嶋由美子さん渾身のナレーションや、丸山晃子さんのソプラノがアクセントとなり、「美しい娘に育った人魚と老夫婦の人情劇」をドラマチックに伝える。
 午後2時開演(1時30分開場)、4時終演予定。入場無料。
 なお、フローラでは団員を募集中。問い合わせは広報の前田さん携帯090‐9090‐6543まで。
 

定演に向けた最終調整にも熱が入るメンバーたち
定演に向けた最終調整にも熱が入るメンバーたち