きょう、プレオープン キャンプ気分楽しもう! (城陽「ロゴスランド」)


《城南新報2018年6月30日付紙面より》
 

ロゴスの柴田社長に施設運営を託す奥田市長
ロゴスの柴田社長に施設運営を託す奥田市長
 

アウトドアブランド商品を手掛ける㈱ロゴスコーポレーション(柴田茂樹代表取締役社長)=大阪市住之江区=の新たな挑戦…国内初の新テーマパーク『LOGOS・LAND(ロゴスランド)』が、きょう30日、城陽市の宿泊施設「プラムイン城陽」とその周辺で、プレオープンする。雨が降ることを心配せず「室内テント泊」が楽しめる客室は、2カ月先まで週末は、ほぼ予約で埋まっている人気ぶり。イタリアンテイストのレストランも〝ロゴス調〟に一新され、多彩なメニューで市民らに満足感を与えそうだ。
 

これが世界初「室内テント泊」が楽しめる全天候型キャンプスタイルの宿泊室
これが世界初「室内テント泊」が楽しめる全天候型キャンプスタイルの宿泊室

全国約50店舗でオリジナル・アウトドアブランド「ロゴスショップ」を展開する同社は、今年度から先行的に「プラムイン城陽」、来年4月からは「アイリスイン城陽」と「市鴻ノ巣山運動公園レク・ゾーン」を含めた3施設を、『LOGOS・LAND』として一体的に指定管理(5年間)することが決定している。
 約3カ月かけてリニューアルされた「プラムイン城陽」はきょう30日に利用が再開される。
 前日の29日午前10時からは、市議や報道関係者向けの内覧会が開かれ、約70人が参集。同社が〝世界初〟とアピールする全天候型キャンプスタイルの宿泊室=2、3階に計5室=など、全容が公開された。
 子供が幼児期を迎えた頃、多くの家庭ではキャンプなどアウトドアに挑戦しようとするが、屋外だと「雨が降るかも」「虫に刺されるのが嫌」…など、さまざまな心配が募る。
 そこで同社は、室内にテントを張り、キャンプの雰囲気が楽しめる宿泊室を整備。「ここに泊まったことをきっかけに、アウトドアを実行してほしい」と願いを込める。
 また、2段ベッドタイプの宿泊室=2、3階に計5室=や特別室(バリアフリー)=3階1室=も備え、1人旅でも気軽に泊まれる人工芝を敷いた「フリースペース」=2階・当日受付=は寝袋使用なら、多人数で相部屋として利用できる。
 収益アップの鍵を握る「レストラン」は、イタリア料理を中心に、ランチやディナーメニューのほか、ロゴス自慢のメイプルソフトクリームやビザ、ホットサンドなど手軽に、野外にも持ち出せる軽食も取りそろえる。
 バーベキューテラスでは、新鮮な肉や野菜を焼いて、タレント・タモリ監修のソースで味わうことができるのが特徴。家族や友人、会社仲間での懇親の場になりそうだ。
 宿泊しなくてもジャグジー、サウナ付きの男女別浴室を使用可とし、玄関横の「ピロティ」では、アウトドアに関連した「ワークショップ」を定期的に開催するという。
 宿泊とバーベキューテラスは、利用日の60日前からロゴス公式ホームページで予約受付(団体利用は電話受付)。1人当たりの宿泊料金(朝食付き・税別)は▽テントタイプと特別室=中学生以上8000円、小学生6000円、3歳~小学生未満2000円、3歳未満は無料▽2段ベッドタイプ=中学生以上6500円、小学生4500円、3歳~小学生未満2000円、3歳未満は無料。
 フリースペースは1泊素泊まり(朝食なし)で18歳以上2500円(税別)=当日フロント受付のみ。日帰り入浴は午後3時~6時までで、中学生以上600円、小学生300円、未就学児と幼児は無料となっている。詳しくはプラムイン城陽℡58‐0010まで。
 

木目調が印象的な「ロゴスファミリーレストラン」に集う内覧会出席者ら
木目調が印象的な「ロゴスファミリーレストラン」に集う内覧会出席者ら

◇整備費用3.4億円 ロゴスランド (来夏本格オープン)◇
 
 城陽市の説明によると、プレオープンにかかった第1期工事費用2・1億円の負担内訳は、ロゴス1・2億円、市0・9億円。
 市は、運動公園レク・ゾーン内に、幼児でも安全に遊べる大型遊具「ふわふわドーム」=幅17㍍、奥行き10㍍・利用無料=を新設。既設のローラースライダーとバンクーバー砦を合わせた3大遊具を利用者らに開放する。
 そのほか、来年度以降にロゴスが公園内に整備する「バーベキュー」「グランピング」エリアの造成工事に関しても、市が今年度内に発注する。
 なお、アイリスイン城陽の改修を含めた第2期工事のロゴス負担は1・3億円。トータル3・4億円かけてロゴスランドは整備され、来夏に本格オープンする。
 
◇今年度運営赤字全額、市負担に◇
 
 城陽市は今年度、ロゴスに支払う指定管理料1000万円のほか、運営に赤字が出た場合「全額、市が負担する」と明らかにした。
 プラムイン・アイリスイン・公園レク・ゾーンの3施設を一体管理する来年度以降は、運営面で収益が「黒字」、「赤字」のいずれになった場合でも、市とロゴスが2分の1ずつ折半して収支を分け合う。3施設の合計総面積は約9・5㌶、東京ドーム約2個分の広さという。
 内覧会のあと、記者会見した奥田敏晴市長は「新しいまちづくり『ニュー城陽』に向けて素晴らしい施設となった。市内外の多くの方々に利用いただきたい」と期待。ロゴスの柴田社長は「本社がある大阪から車で1時間圏内。子供たちの目が丸くなるような、楽しめる施設を目指したい」と意気込んだ。