勝谷健士さん(かぶせ茶)農水大臣賞 山﨑省吾さん(てん茶)も栄誉 (府茶品評会)


《城南新報2018年7月5日付紙面より》
 
 京都府茶生産協議会(吉田利一会長)が主催する第36回府茶品評会が3・4日の両日、宇治茶会館=宇治市宇治折居=で開かれ、4茶種(煎茶・かぶせ茶・玉露・てん茶)から1等入賞茶が決まった。地元からは、宇治田原町の勝谷健士さん(かぶせ茶)が農林水産大臣賞に選ばれた。
 今年は煎茶30点、かぶせ茶50点、玉露72点、てん茶117点の合計269点(昨年287点)が並んだ。審査長で府茶業研究所の神田真帆所長をはじめ審査員15人が外観・香気・水色など各項目で出来栄えを厳正に見極めた。
 神田審査長は▽煎茶=外観がきわめて細よれ、内質においても新鮮な香味の引き立つ秀品ぞろい▽かぶせ茶=外観は細よれでよくそろい、青みが引き立ち、内質においても爽快な香味とうま味がほどよく調和▽玉露=外観ではきわめて細くよれた形状と鮮やかな色合いが、また内質では豊かな香りとまろやかなうま味が際立つ出来栄え▽てん茶=外観は非常に鮮やかな色合いのものがそろい、内質においても豊かな香りと濃厚なうま味が見事に引き出されていた―と、総評。「いずれの茶種も宇治茶の名にふさわしい品格を備え、全国・関西茶品評会での健闘が期待できる」とし、厳しい気象条件のもと、良質な茶を手がけた生産者をたたえた。
 なお、関西品評会は31日~8月2日に三重県で、全国品評会は8月28~31日に静岡県で開かれる。1等入賞者は次の皆さん。
【煎茶】
▽1等1席(近畿農政局長賞)=㈱お茶の木野園代表・木野怜子(南山城村)▽2席=中窪耕司(同)
【かぶせ茶】
▽1等1席(農林水産大臣賞)=JA宇治田原町茶業部会・勝谷健士(宇治田原町)▽2席=舞鶴茶生産組合岡田下支部代表・増茂義郎(舞鶴市)▽3席=綾部緑茶生産組合・出口則明(綾部市)
【玉露】
▽1等1席(農林水産大臣賞)=京田辺のお茶を考える会・林昭(京田辺市)▽2席=並木秀和(宇治田原町)▽3席=京田辺玉露生産組合・山下新貴(京田辺市)▽4席=京田辺のお茶を考える会・米田五司(同)▽5席=京田辺玉露生産組合・米田五司(同)
【てん茶】
▽1席(近畿農政局長賞)=山﨑省吾(宇治市)▽2席=古川嘉嗣(同)▽3席=菊岡政次(城陽市)▽4席=山﨑一平(宇治市)▽5席=菊岡祐一(城陽市)▽6席(相当)=菊岡祐一(同)▽7席(相当)=菊岡政次(同)
 

感覚を研ぎ澄まして厳正に審査を行う
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