《城南新報2018年7月10日付紙面より》
地元密着型の商店街に活気…。城陽市寺田水度坂のJR城陽駅前商店街会(宇田公彦会長、加盟19店舗)は8日夜、恒例の『七夕まつり』を開催。通りを埋め尽くす人々でにぎわった。
「七夕の日」に予定していたが、雨の影響で一日順延。これにより、久々のサンデー開催となり、例年より多い6000人もの家族連れでにぎわった。
通算45回目という歴史を誇る。2009年夏には、同商店街会が存亡の危機に直面し、このまつりの開催も見送った。しかし、近年は見事に復活。宇田会長ら同商店街会加盟の店主らの心意気で、にぎわいを取り戻している。
この日は、商店街内を歩行者天国にして、午後5時から両脇の夜店が開店。宇田会長によると、順延の影響で「30軒の予定が、26軒に減った」というが、それでも各店に地元の子供たちが人垣をつくり、元気な歓声がこだました。
七夕まつりは毎年、市や城陽商議所、本社などが協賛。色とりどりの短冊が付けられた笹飾りなど七夕ムード満載の中、ガラガラ抽選会や輪投げ、スーパーボールすくいなどが軒を連ね、老若男女がこの夏最初のまつりを満喫していた。