OB杉森康彦さん個展 半生かけ描く「山鉾」 16日まで京都芸術高校


《城南新報2018年7月11日付紙面より》
 
 学校法人黎明学院「京都芸術高校」(加藤逹二校長)=宇治市五ケ庄西浦=で10日、卒業生(87年度)で同法人評議員の画家・杉森康彦さん(46)=向日市=による「山鉾17完成記念・中間発表」個展が始まった。
 高校卒業後、コンテストの題材だった祇園祭を描くことで、現存する山鉾(34基)を1年1作のペースで100号サイズの油絵に表現するようになった。
 途中、京都造形芸術大学通信教育部で学び、大学院修士の学位も取得。箔を入れるなど幅を広げ、祇園祭の知識も深めた。
 本展では、これまで描いた17基の鉾と、関連3点の計20点を展示。屏風仕立ての「洛中洛外情景之図」もスケールを際立たせる。
 杉森さんは「提灯に魅せられ、描き始めた。母校の厚意で、私のライフワークもご覧いただける」と来場を呼び掛ける。
 ギャラリー清明(清明館1階)で16日(月)まで。午前10時~午後5時。入場無料。
 

100号サイズで描く天空に向かって真っ直ぐに伸びる「月鉾」
100号サイズで描く天空に向かって真っ直ぐに伸びる「月鉾」