甘~い夏の出会い 人気のホワイトコーン (久御山・村田農園)


《城南新報2018年7月11日付紙面より》
 
 これはまるでみずみずしいフルーツ。久御山町北川顔の㈱村田農園が栽培するホワイトコーンが人気を集めている。シャキシャキした食感で高糖度。純白の粒はパール(真珠)のよう。同農園代表取締役の村田正己さん(42)は試行錯誤の末に前年越えのコーンを育て上げ、出来栄えに太鼓判を押す。
 甘みのある白い粒が詰まったオリジナルブランド「パールコーン」。
 同農園は九条ネギや「淀苗」として全国に知られる特産品の野菜苗、ナス、ホウレンソウ、コマツナなどを手掛ける。ホワイトコーンは、苗づくりでさまざまな種に触れて養ってきた目利きや、各種野菜の生産で培ったノウハウを生かし、昨年初めて挑戦。1本ずつ包装し、「この夏の出会い」をキャッチフレーズにした特製ラベルを貼って出荷した。
 今年は前年比1・5倍超の約6万6000本を出荷する。前回の成功・失敗体験から施肥のタイミングや収穫適期などを分析、データとして保管・活用することで、ロスを減らし、常に最適な時期の出荷を実現させた。規格外の実を使った加工品も試作した。
 ホワイトコーンは、京阪神のスーパーや洋食を中心とした飲食店などに送られているほか、町のふるさと納税の返礼品にもなっている。「生で食べてもらうのが一番」と村田さん。データ化や情報発信といった農業の新たな展開へ「これからも頑張りたい」と話す。
 

畑でパールコーンを手にする村田さんと村田農園の若手(久御山町相島)
畑でパールコーンを手にする村田さんと村田農園の若手(久御山町相島)