新茶で心身の回復願う 被災地へ贈呈続ける (宇治田原町茶販売協)


《城南新報2018年7月11日付紙面より》
 
 宇治田原町茶販売協同組合(22会員)が今年も東日本大震災の被災地に宇治新茶(煎茶)を届ける。
 震災直後、同町の社会福祉協議会職員が、宮城県塩釜市社協へ支援活動に向かったのをきっかけに、その後も盛んに情報交換するなど関係維持。「まだ、ひと息つけない」との声を耳にするたび、同組合でも「日本緑茶発祥の地として、何かやろう」と協議。2013年に塩釜市社協を通じて、仮設住宅での生活を余儀なくされている約180世帯に新茶200本の送付が始まった。
 今年も、いまだに仮設住宅での暮らしが続く岩手県陸前高田市の社協を通し、現地の16サロンで京都府内産の宇治一番煎茶(100㌘入り)200本を手渡してもらう。
 同町商工会館で10日、同組合・安井徳重理事長ら役員、スタッフがラベル貼りと梱包を行い、発送準備を整えた。各会員が集めた茶葉をブレンドし6回目となる寄贈に安井理事長は「いつまでも忘れない。希望を捨てないで。復旧を願う」と声を強める。このほか、豪雨被害に遭った広島・岡山県の受け入れ可能地にも新茶を贈りたいという。
 

ラベルを貼った新茶を安井理事長が箱詰めする
ラベルを貼った新茶を安井理事長が箱詰めする