アゲハチョウに触れ、歓声 村上教授ら理科出前授業 (西小倉小3・4年生)


《城南新報2018年7月13日付紙面より》
 

ミカンの葉に卵を産み付けるアゲハチョウに注目する児童たち
ミカンの葉に卵を産み付けるアゲハチョウに注目する児童たち

宇治市立西小倉小学校(堀井眞校長)で先頃、3・4年生各48人が対象の「アゲハチョウの不思議を探る」理科出前授業が開かれた。
 アゲハチョウ研究の第一人者で京都教育大学教育学部の村上忠幸教授と、愛弟子の同大学院2年生で理科教育専修の小家石航(こやいし・わたる)さんをゲスト講師に招き、アゲハチョウの成虫や幼虫に触れる体験授業を展開した。
 各クラスでは、数人ずつに分かれた児童が、カゴに入ったチョウを取り出し、親指と人差し指でやさしく挟み、歓声を上げた。幼虫やサナギにも直に触れ、おでこに乗せるなど生き物とのスキンシップを楽しんだ。
 ミカンの葉に含まれる産卵誘発物質を世界で初めて特定した村上教授は、幼虫のエサになるミカンの葉にメスのチョウが卵を産みつけるメカニズムを解明。授業の最後に、卵を産みつけるシーンを再現し、児童たちが一途に目を凝らした。3年の森本歩睦(あゆむ)くんは「アゲハチョウはツルツルしていた」と余韻に浸った。
 

幼虫をおでこに乗せて感触を確かめる
幼虫をおでこに乗せて感触を確かめる