バドミントン界の“ダイヤ” 五輪へ羽ばたけ森選手 府プロジェクト・世界目指して練習中


《城南新報2018年7月14日付紙面より》
 
 国際大会でのメダル獲得を視野に、優れた資質のジュニア選手を発掘、育成する府教委の「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」で、佐山小学校4年生、森鈴春選手(もり・すずはる、9歳)がバドミントン競技で認定を受けた。同プロジェクトで町内の児童が認定されるのは2人目。目下、全国舞台への第一関門となる15日の京都大会に向け、文武両道で練習に打ち込んでいる。
 
 同プロジェクトは、府内で才能あるジュニア選手を発掘し、小学4年~中学3年にかけて6年間、専門コーチが実技指導する。バドミントン、フェンシング、カヌーの競技別の実技指導と、大学と連携した身体・知的能力向上などのプログラムを受ける。
 森選手は、町総合体育館で定期開催されている「開放スポーツデー」でバドミントンの楽しさに触れたのをきっかけに、2年生時に強豪クラブの久御山シャトルキッズに入団した。
 競技歴は浅いながらも頭角を現し昨年、同プロジェクトの「京都きっず」第7期生のオーディションを受けた。1次の体力テスト、2次の実技テストを突破し、バトミントンの対象4人に選ばれ、毎週2回、乙訓高校での練習に参加している。
 登校前や帰宅後も欠かさず練習し、バドミントンが生活の一部。シャトルキッズの中田美栄子代表は「コツコツ練習する頑張り屋さん。カットがうまい。器用さと体幹がある」と評価する。クラブに入団するきっかけとなった存在で、町内で初めてプロジェクトの認定を受けた先輩の井阪凪紗選手の活躍にも刺激を受けてきた。
 13日に町役場で信貴康孝町長と山本悦三教育長、町議会の戸川和子議長、内田孝司副議長を表敬訪問し、「バドミントンと勉強を両立させ、頑張ります」と力強く決意を表した。今後は、スマッシュを強化していきたいという。
 信貴町長は「久御山の名を全国に発信し、五輪選手を目指して頑張って。みんなで応援しています」と激励。山本教育長も「世界に羽ばたく素晴らしいアスリートになって」と期待を寄せた。
 

信貴町長と握手を交わし、飛躍を誓う森選手
信貴町長と握手を交わし、飛躍を誓う森選手