巖松院で『きゅうり封じ』 (宇治田原)


《城南新報2018年7月21日付紙面より》
 
 聖徳太子が建立した…と伝わる宇治田原町岩山谷山口の東陽山巖松院(河井拓巖住職)で20日、「きゅうり封じ」が営まれた。
 真言宗の開祖、弘法大師が病気で苦しむ人々を助けるため、キュウリを用いて祈祷したのが始まりとされる秘法。
 「土用の丑」の日に、病気の平癒や健康を願う参拝者が記した護符を、キュウリの中に入れ、河井住職が厳かに祈祷した。
 このキュウリを持ち帰った後、3日間、体の悪い箇所などを「南無大師遍照金剛」と唱えながら1日1回なでさする。
 そして、3日目の午後、人の踏まない所にキュウリを埋め、土に還らせると体の悪いものもきれいに流れる―という。
 「土用二の丑」の8月1日(水)にも執り行われる。時間は午前9時~午後3時。
 

祈祷されたキュウリを河井住職から授かる
祈祷されたキュウリを河井住職から授かる