鈴木猛利さんダイナミックに 書道パフォ&フォトコン展 (平等院鳳翔館)


《城南新報2018年8月4日付紙面より》
 

ダイナミックな書道パフォーマンスが注目を集めた
ダイナミックな書道パフォーマンスが注目を集めた

 
世界遺産平等院(宇治市宇治蓮華)のミュージアム鳳翔館で3日、書家・鈴木猛利(もうり)さんによる書道パフォーマンスが午前・午後の部で繰り広げられ、参拝客の注目を浴びた。
 昨年に続き登場した鈴木さんは、大学在学時に毎日書道展の最高位となる毎日賞を最年少で連続受賞し、中国・西安にて漢字研究にいそしんだ。現在は、東京・神楽坂で書道教室・白日居を主宰する。
 イベントは、公益財団法人仏教伝道協会主催の第5回フォトコンテスト入選作品展の一環。入選作品それぞれに、仏典や宗祖の遺した言葉など、英語表記を添えパネル展示し、一日一訓のカレンダーとなっている。
 写真展でも揮毫(きごう)する鈴木さんは、屋外フリースペースに敷かれた約5㍍の半紙に、一人ひとりの輝きを重んじる意味の「青色青光(しょうしきしょうこう)」の4文字を大胆に書き上げ、来館者たちが固唾をのんで見守った。このあと、賛辞を贈る神居文彰住職が「感動があるから、人生を歩むことができる。不寛容な時代になってきている。平等院と一体で、次の千年につなげていきましょう」と呼びかけた。
 午後の部で、「和顔愛語(わげんあいご)」と書いた鈴木さんは、各部とも整理券を手にした50人に、好きな漢字1文字を和紙でできた特製うちわに揮毫。プレゼントしてもらった来館者と和やかに交流を深めた。
 展示は9月14日(金)までの午前9時~午後5時。要拝観料。問い合わせは同館℡21‐2861まで。
 
鈴木さんが漢字1文字に思いを込める
鈴木さんが漢字1文字に思いを込める