案内看板と庁内案内サイン 若者のデザイン採用へ 学生が熱心にプレゼン (京都芸術専門学校)


《城南新報2018年8月9日付紙面より》
 
 まちの情報発信やイメージアップに向けて学校法人瓜生山学園「京都芸術デザイン専門学校」=京都市左京区北白川=と官学連携協定を結ぶ城陽市。8日、市福祉センターホールで、近鉄寺田駅西側に掲げる「案内看板」統一デザインと約2年後の市役所整備工事完了時に採用する「庁内案内サイン」の選考に向けた学生によるプレゼンテーションを行った。
 

自らのデザインを市幹部に猛アピールする学生たち
自らのデザインを市幹部に猛アピールする学生たち

 城陽市と同専門学校は、2015年度に市ホームページのデザインや市PR冊子の作成で官学連携を図り、翌16年度は「読みやすく、分かりやすい広報紙」作りのほか、連携協力協定を締結した。
 そして昨年度の市制施行45周年記念市勢要覧「表紙・レイアウト」、「企画ページ」と「お茶の京都・食の祭典PRポスター」に続き、4年目の今年度は同専門学校ビジュアルデザインコース2年生50人を、2班に分けて市内の「案内看板」統一デザインと「庁内案内サイン」の提案を受けた。
 この日のプレゼンには、「案内看板」統一デザインに6グループ、「庁内案内サイン」に10人が立ち、6分間でそれぞれの作品に込めた思いを、奥田敏晴市長、今西仲雄・本城秋男両副市長らに猛アピール。
 学生らは、5月に市内をフィールドワークした経験を基に「自然豊かな城陽らしさをイメージして描きました」、「もう一度、市役所に来たいと思ってもらえるような楽しげな案内サインとしました」などと自信作を紹介した。
 講評に立った奥田市長は「我々にはない若い柔軟な発想で、素晴らしいプレゼンをしていただいた」と、学生らの頑張りを絶賛。今後は、作品を選考するのではなく、優秀なアイデアなど組み合わせ、市で「案内看板」統一デザインや「庁内案内サイン」を作り上げていくという。
 参加した学生のうち、府立城陽高校出身という同コース「WEBデザイン専攻」の鳴海有花さん(19)=宇治市広野町=は「まさか、このように城陽市に関われると思いませんでした。プレゼンは緊張しましたが、城高に3年間、通って感じた城陽市の温かさをデザインに採用しました」と、ウメ(紅梅・梅の実)・花ショウブ・寺田イモの4色を採用した共同作品を紹介した。
 

にこやかな表情で斬新な「庁内案内サイン」を説明する女子学生
にこやかな表情で斬新な「庁内案内サイン」を説明する女子学生