夏休みの児童に学生がWS 広がれ、宇治茶の魅力 淹れ方など紹介 (黄檗こども園)


《城南新報2018年8月10日付紙面より》
 
 宇治市五ケ庄梅林の「みんなのき黄檗こども園」で9日、京都文教大学(同市槇島町)の学生が小学生を対象に宇治茶のワークショップ(WS)を開いた。お茶の淹れ方や遊びを通じ、子供たちに宇治茶の魅力を紹介した。
 
 宇治茶をテーマにしたスタンプラリーなど多彩なイベントを毎年開催している地域連携学生プロジェクト「宇治☆茶レンジャー」が企画。子供たちに宇治茶のおいしさやお茶に親しむ楽しさを伝えたいと、児童施設や学童保育などでのワークショップの計画を昨年度から温め、同園を運営する社会福祉法人宇治福祉園の協力で初めて実現した。
 プロジェクトのメンバーの学生10人が、同園で夏休みの小学生向けに行われているサマースクールに参加した市内の児童33人と交流した。
 子供たちは学生手作りのカードを使って、トランプゲームの神経衰弱になぞらえた遊びに挑戦した。茶しゃくや茶摘み娘、持ち手の付いていない急須「宝瓶(ほうひん)」といった20種のイラストを組み当てながら、その都度、お茶の種類や茶器、茶道具などの説明を受けた。
 学生が作成した宇治茶の歴史に関する紙芝居を観賞。氷と水で手軽にできる冷たい煎茶の淹れ方も教わり、味わい深い一服を楽しんだ。
 ワークショップの中心となった同大学臨床心理学部2年生の渡邊千智さんは「お茶を淹れてもらう体験はこれまでなかなかできなかった。いろいろな世代にお茶を通してコミュニケーションをしてもらい、宇治茶の魅力を伝えたい」と話し、子供たちの反応の良さを喜んだ。
 

京都文教大の学生から氷出し煎茶の淹れ方を教わる子供たち
京都文教大の学生から氷出し煎茶の淹れ方を教わる子供たち