書道パフォーマンス 長所集めて一筆入魂 中京中生にアドバイス (莵道高)


《城南新報2018年8月25日付紙面より》
 
 宇治市五ケ庄の府立莵道高校書道部(福田茂樹顧問、橋本萌部長)の部員が23日、音楽に合わせて特大の紙に書をしたためる「書道パフォーマンス」を、京都市立中京中学校の生徒に指導した。
 莵道高は、高校生の書道の〝甲子園〟となる「全国高校書道パフォーマンス選手権大会」に出場経験がある実力校。中京中2年生は10月の文化祭で、書道パフォーマンスの学年発表を計画しており、莵道高に指導を依頼した。当日は「京都・パリ友情盟約締結60周年」をテーマに最大で縦3㍍と横5・7㍍の紙を使って、計3作仕上げる。
 この日は莵道高書道部員の1、2年生12人と、中京中の2年生11人が参加した。
 生徒たちは「体全体でぶつかる勢い」(福田顧問)が特長の書道部員らの説明を聞き、映像で書道パフォーマンスへの理解を深めた。友と友とのつながり、国と国との絆、友や家族への感謝の気持ちを伝える発表予定作の筆遣いの手本を見た後、部員にならって長尺の紙に文字を書き込んだ。
 「ダンスをする人、小道具を作る人、音楽担当の人。字を書く人がスターではなく、書道パフォーマンスは長所の集まり。それぞれの役割を考え、やってもらえたら」と福田顧問。部長の橋本さん(2年)は「莵道の書き方、姿勢を見てもらい、良い体験になった。自分らしく一生懸命やったら、気持ちやメッセージが見ている人に伝わる」と、生徒たちの発表に期待した。
 

莵道高書道部員(手前)にならって書をしたためる生徒たち
莵道高書道部員(手前)にならって書をしたためる生徒たち