自然学習の成果一堂に ゆうホールに児童の作品 (城陽・久御山夏期採集展覧会)


《城南新報2018年9月9日付紙面より》
 
 城陽市・久御山町夏期採集展覧会が8日、同町ゆうホールで始まった。植物・昆虫・観察・参考作品の各部門で、児童生徒が取り組んだ自然学習の成果を紹介している。
 地元の自然に親しみ、観察力や学力の向上に役立ててもらおうと、城陽市・久御山町夏期採集会が夏休み明けに企画し、今年で44回目。事前に採集会や標本づくり教室、標本整理教室を行った。親子2代にわたる出展者もいる。
 今年は4部門で、両市町から計155人(昆虫31人、植物13人、観察36人、参考作品75人)が応募。担当教員や講師らが7日に作品を審査し、「子供たちの意欲や努力の跡が見える作品が多数出品された」などと評価した。
 各部門とも夏休み学習にとどまらない作品が勢ぞろい。祖母の畑周辺にある植物の通年観察や、食草植物の標本に、その植物の葉を食べに来る昆虫や卵を産みつけるチョウの写真を対応させて掲載した工夫作なども並んだ。
 昆虫の部特別賞の小田凛さん(城陽中1年)は、父・健司さんのアドバイスを受け、寺田小1年時から欠かさずチョウの標本を出展。城陽市周辺や台湾などのチョウの標本25箱とレポート5冊を紹介した。60年前と現在で確認できるチョウの種類の違いなども研究。小学校時代から続けている取り組みに、「観察に行ってすぐ書かないと、しばらくすると忘れる」と地道な努力を振り返った。
 きょう9日まで。開催時間は午前9時~午後3時。
 入賞者は次の皆さん。カッコ内は小学校名、数字は学年。
【昆虫の部】
▼特別賞=小田凛(城陽中1)、岡本隆伍(久津川5)▼優秀賞=國方善瑛(寺田西5)、松井優樹(久津川3)、馬場悠成(古川3)▼努力賞=東龍雅(今池6)、大西秀一(富野6)、増田和哉(寺田西5)、清水真央(久世4)、池野奏楽(富野3)、内山瑞貴(寺田1)
【植物の部】
▼特別賞=上村萌々花(古川2)▼優秀賞=衛藤深玖(深谷4)、江﨑大智(富野1)▼努力賞=大木聡子(富野6)、田中望愛(青谷5)、足立悠(久世4)、秋谷優月(同)、太佐紬衣(富野3)、佐々木玲乃(久世2)
【観察の部】
▼特別賞=松井優樹(久津川3)▼優秀賞=牧野柚希(寺田南6)、小木曽柑那(寺田西5)、菖蒲池友希(富野5)、港達平(富野3)、山形心春(寺田2)、木場由喜知(同)▼努力賞=髙山夢歩(深谷6)、森永茉弥(寺田西5)、辻井春道(寺田西4)、福田彩葉(寺田3)、袖岡汰朗(寺田西3)、森永心玖(同)、塚原あかね(深谷2)
【参考作品】
▼努力賞=田中悠理乃(寺田6)、岡部謙佑(寺田西6)、奥田颯太(久世6)、佐伯佳乃(深谷6)、北岡望(佐山6)、瀧智文(久世6)、西ほのか(青谷5)、江森美桜(古川5)、岡本聖矢(深谷5)、江口由利子(寺田西5)、北侑一郎(寺田南5)、前村詩央(久世4)、南口航佑(青谷4)、奥野朗悠(寺田南4)、道端心花(御牧4)、今村蓮汰(久世3)、瀬々倉将(同)、榎本晴起(深谷3)、山﨑芽生(同)、北垣俊成(寺田3)、阪下乗太朗(久世2)、宮﨑陽和(寺田南2)、芝原歩未(同)、坂田彪眞(同)、村田修(御牧2)、松居美羽(寺田2)、森尾達仁(久世1)、前田莉玖(同)、岡睦月(寺田1)
 

労作に見入る小田さんと父・健司さん(ゆうホール)
労作に見入る小田さんと父・健司さん(ゆうホール)