カップル11組が誕生! 出会いは24万分の1 宇治田原町商工会


《城南新報2018年9月28日付紙面より》
 
 「ハートの町で、まじめに婚活」が先頃、宇治田原町奥山田にある高野山真言宗「正寿院」と、お茶の京都交流施設「宗円交遊庵やんたん」で開かれ、参加した男女37人のうち11組のカップル成立に沸いた。
 同町商工会青年部(安井寿明部長、18人)の婚活事業実行委員会(植村英紀委員長)が主催し、少子化対策の一環として「座禅でまじめに婚活」のスピンオフシリーズ。青年部による婚活イベントは3回目で、過去2回は禅定寺で座禅をメーンに行い、合計19組のカップルが生まれた。
 イベントは、町内外から男性18人・女性19人が集まり、マイクロバスで正寿院へ。話題のハート形をした窓「猪目窓(いのめまど)」を眺め、スマートフォンで窓や天井画を撮影。積極的な女性は「一緒に写真を撮りましょう」と男性に声を掛けた。
 風鈴絵付け体験では、男女交互に座り、風鈴に彩りを添え、「どんな仕事ですか」「休日はどのように過ごしているの」などと会話も弾んだ。
 正寿院「風鈴まつり」は今月18日に終了したが、このイベントのために風鈴を残す粋な計らい。絵を描き終え、たくさん吊り下げた風鈴を頭上にそぞろ歩いた。
 そして、阿字観(真言座禅)体験が本堂であり、参加者たちは神妙な顔つきで久野村大寛副住職の説法に耳を傾けた。「24万分の1。何の数字か分かりますか」と問い、人生で出会う人の数はおよそ24万人と言われている―と伝え、「今日の出会いは24万分の1」と、出会いの偉大さが説かれると、参加者が姿勢を整え静かに瞑想し、異性を思いながら、ゆっくりと呼吸を整えた。
 その後、「宗円交遊庵やんたん」に移動し、一人ひとりが異性全員と会話する「スピードデーティング」(お見合い回転ずし)が始まり、1分間ずつ順に異性と会話を交わして相性を探った。
 町内飲食店の食事やスイーツを味わうフリータイムでは、気になる異性とフリートーク。このほか、ペットボトルを使った茶香服体験、イラストを描く連想ゲームもあり、目当ての相手とグ~ンと接近。告白タイムでは、女性が意中の男性に思い切ってアタック。めでたく11組のカップルが誕生した。
 

正寿院で阿字観(真言座禅)を体験する参加者たち
正寿院で阿字観(真言座禅)を体験する参加者たち